限定公開中の「一丈庵」と、弾いて楽しむ「ギャラリーピアノ」
2019年11月22日
入館・入園しなければ見ることのできない景色をご紹介します。
まずはこちらの「一丈庵」。櫻井家住宅の真向かいにある蔵の隣の建物です。普段は公開しておりませんが、現在は玄関のみお入りいただけます。
南画家・田能村直入が、明治11年から12年にかけてここ「一丈庵」に逗留。たくさんの作品を残しました。
窓越しから紅葉が見え、晩秋の風情を感じられます。
つぎに、「可部屋集成館」に展示されている一台のギャラリーピアノです。
ドイツのオーガストフォレスター社のピアノで昭和3年に櫻井家が阿井小学校に寄贈、平成23年に役目を終え、集成館に帰ってきました。
今日は、来館のお客様から「弾いてみたい。」と声がかかり、他のお客様のお許しを得て、演奏していただきました。
演奏だけでなくピアノを囲んで合唱も始まり楽しい時間を過ごしていただきました。
ストリートピアノならぬギャラリーピアノとして親しんでいただければと思います。他のお客様の許可があれば自由に弾いていただけます。