令和3年度 春の展示紹介

令和3年度 春の展示紹介


今年は、年間テーマを 「鉄師櫻井家に伝わる“鎧・兜と刀”」としています。

可部屋集成館ポスター

櫻井家は戦国の武将 塙団右衛門を初代としています。そのため、今でも多くの鎧・兜と刀が残されています。それらを、塙から櫻井に続くストリートともに展示しました。

企画展示コーナーは、塙団右衛門の大坂の陣での活躍、2代直胤の櫻井への改姓、そして広島県可部、高野を経て松江藩の領地に至った経過などを武具とともに展示しています。

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正面には、塙団右衛門、2代直胤、そして時代は流れ10代直達の幕末期の鎧を展示しています。

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櫻井家は戦国武将の末裔であり、松江藩においては鉄師頭取を務め、苗字帯刀を許されていました。刀のコーナーには櫻井家に代々伝わる室町期の刀を中心に展示をしました。

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春の展示では、櫻井の日々の暮らしの中から春にちなんだ華やぎのある展示をしました。

一つは雛人形や端午の節句のかざりもの、そして「櫻井家の高襟(ハイカラ)1」と題した大正から昭和にかけた「帽子」を展示しています。

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帽子については、改めて紹介させていただきます。

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