たたらの文化遺産　可部屋集成館

可部屋の歴史は戦国の武将塙団右衛門を始祖として400年になります。
その歴史の中で、砂鉄と木炭から鉄を造る「たたら製鉄」を始めました。
この秋は、特別展としてこの「北前船」と「たたら」の関りを展示しております。

この鉄は、松江藩の重要な交易品でありました。鉄は陸路で運ばれた他、日本海沿岸の各港の間を荷を積み卸しながら航行する「北前船」に載せて全国各地へと送られ、帰りの船では彼の地の文化を奥出雲の山懐にもたらしました。
本展示は、「北前船」が鉄と深くかかわっていた事にスポットを当てました。

平成23年12月上旬まで開催しております。