雨の可部屋集成館と櫻井家庭園
2020年11月02日
この週末から、駐車場にあるおそば屋さん「清聴庵」も営業を再開、多くのお客様で賑わいました。
紅葉も一気に進み、可部屋集成館も今期最高の人出となりました。
今朝の可部屋集成館の入り口から扇淵までの景色をお届けします。雨の風情をお楽しみください。
可部屋集成館の入口です。住宅・庭園の入口もここになります。
集成館のロビーから紅葉です。
秋季展示~櫻井家を訪れた松江藩主四代~では、御成の際の床飾りを再現するとともに、不昧公のコーナーも設置しています。ここに江戸時代の庭園絵図も展示しています。庭園とあわせてご覧ください。
可部屋集成館のロビーから櫻井家住宅・庭園へと進みます。
庭の奥に見える山(借景の山)は「寿宝山(じゅほうせん)」、庭園の滝は「岩浪(がんろう)」で、いずれも不昧公の命名です。
岩浪の庭を通って、新座敷の庭にお進み下さい。ここは明治までは鉄を鍛える大鍛冶場があった所で、昭和の時代に客殿が建てられています。観音様が見つかったという「観音淵」も庭の景観に取り入れられています。
新座敷の池は「鉄池(かないけ)」と呼ばれる、鉄を冷やした池です。言うなれば産業遺産をうまく庭園に組み込んでいます。
更に奥の「扇淵」に進みます。
庭園散策は、ここから引き返していきます。
今日は曇って見えませんが、ここから鯛の巣山を望むことができます。
可部屋集成館と櫻井家住宅・庭園を順路に沿って、今朝(2020年11月2日午前9時)の写真をアップしました。
雨の風情をお楽しみ下さい。