令和元年・秋季企画展が始まりました

令和元年・秋季企画展が始まりました


『安芸の可部から400年 鉄師櫻井家 四季の彩(いろどり)』~秋季企画展~ “秋の紅葉” が始まりました。「櫻井家の彩りと趣、そして日々の暮らし」というサブテーマで展示をしています。

開催時間:9月10日(火)~12月8日(日)
休館:毎月曜日(祝日の場合その翌日)
*10月22日から11月中(紅葉シーズン)は毎日開館します。

 

 

【櫻井家の彩り】

企画展示室には錦秋にふさわしいあでやかな屏風絵、掛け軸等。また、可部屋集成館の窓からの景色も重要な展示となります。

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【櫻井家の趣】

歴代の当主が収集した美術品の中から、秋をテーマにした作品を中心に。実りの秋、収穫の秋を喜ぶ農耕図屏風や、令和元年にふさわしい「六歌仙」や「六玉川(むたまがわ)」の画帳、直入が描いた呑谷の瀑布など秋の趣をお届けします。
また、様々な蕎麦の器を展示しました。出雲そばの特徴である丸い割子の前身となる「四角い破籠(わりご)」、不昧公(ふまいこう)好みの蕎麦懐石膳、蕎麦つゆ入れもとても愛らしい姿です。

破籠

▲破籠(「破籠」と書いて「わりご」と読ませています)

不昧公好み蕎麦懐石膳

▲不昧公好みの蕎麦懐石膳

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▲蕎麦つゆ入れ

 

 

【日々の暮らし】

櫻井家の暮らしの中で用いられた古裂(こぎれ)や煙草盆を各種展示しました。古裂の中には、櫻井家で織ったもの、染めたものもあります。

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