阿井小学校の皆さんがいらっしゃいました
11月24日(火)には阿井小学校2年生の皆さんが、そして25日(水)には6年生の皆さんが、可部屋集成館と櫻井家住宅・庭園に来て下さいました。
2年生の目的は(地域の)「探検」です。
櫻井の説明を聞いた後、メモやカメラを持ちながら館内や庭園を自由に歩いていただきました。
松江藩のお殿様にみていただいた掛け軸や、使われた器にカメラを向けていました。
館内に展示してあるピアノは櫻井家が昭和3年に阿井小学校に寄附したドイツ製のグランドピアノです。「皆さんの ひいおじいさんやひいおばあさんも、このピアノで歌を歌っていました」という説明に少し驚いた様子。皆さんにも弾いてもらいました。
国の名勝「櫻井家庭園」では、鯉にえさをやってもらいました。
最後は、今も現役で活躍する水車の内部を見学。写真もしっかりと撮れたようです。
この水車は県の指定文化財ですが、今も「そば粉」をひくのに使われています。ひいたそば粉は、清聴庵で使われています。
11月25日(水)は6年生15名です。
訪問の目的は、
「可部屋集成館・櫻井家・角炉伝承館の見学を通して、阿井地区におけるたたら製鉄の歴史や技術、及びそれにかかわる文化について学び、先人の努力や工夫について考える」
「地域の勝れた人や文化に触れ、地域に対する誇りと愛情を育む」 の2点だそうです。
可部屋集成館では展示を見ながら、「櫻井家の始祖、戦国武将 塙団右衛門(ばんだんえもん)から現在の櫻井家への歴史。鉄砲地金と櫻井家」などについて説明。
また、「国の重要文化財としての屋敷及び国の名勝としての庭園の価値」というテーマについては、皆さんに座敷に上がっていただきお茶を飲んでもらいながら説明をしました。
6年生の皆さんは、櫻井家見学の後、昭和20年まで操業を続けた、「槙原の角炉」(角炉伝承館)の見学に出発されました。