岩浪の庭のリフレッシュ作業

岩浪の庭のリフレッシュ作業


7月末から8月頭にかけて、「岩浪の滝(がんろうのたき)」「掬掃亭(きくそうてい)」のリフレッシュ作業を行いました。庭全体が凜とした姿を見せています。

庭全体

 

まずは「岩浪の滝」から。梅雨明けした7月25日にこのような作業を行い、大変スッキリしました。ゴツゴツした岩肌を落ちていく幾筋もの水流と音は、今も清涼と安らぎを感じさせてくれます。

【岩浪の滝:1803年に櫻井家を訪れた、松江藩主・松平治郷(不昧公)は、自然の岩盤を利用したこの滝を『岩浪』と名付けられました。】

槇原たたらの高殿
リフレッシュ前
槇原たたらの高殿
リフレッシュ作業
槇原たたらの高殿
リフレッシュ後

 

 

そして「掬掃亭」の屋根の葺替え(ふきかえ)の様子です。連日の暑さを忘れる清涼な空気が漂っています。

【掬掃亭:明治11〜12年に櫻井家に逗留した南画家・田能村直入の意匠による煎茶席です。岩浪の庭の水面につきだすように建てられています。】

吹き替え作業
葺き替え作業中

 

屋根の葺き替え後
屋根の葺き替え後